うきたさんのあれこれ

今は逆転裁判についていっぱい書いてます。

メイちゃん好きすぎて曲ができました。

恐らく誰も読んでないであろうに、しかしたまーーーーに思い出した様に更新している

このブログ。今日も、たぶん誰も見てないけど更新して行きます!

 

 

さて、毎度毎度うるさい限りですが、逆転裁判が好きなんです!!!!

基本、推理モノのアドベンチャーゲームなんですが、それぞれのキャラクターに過去の秘密やら色々あって、語り切れない内容となっております。

 

ので、まだやってない方は是非買ってプレイしてください!!!

1月25日には逆転裁判456王泥喜セレクションも出ますので是非!!

 

以下、ネタバレを含むので未プレイの方は戻っていただければと思います!!!

 

 

さてさて。そして今日は。

 

逆転裁判のキャラクターの中で、私、メイちゃんが物凄く大好きな訳なんですけど。

過去記事でこんなの書く位好きなんですけど。

3人の天才-3- (メイちゃん)

 

もう、好き過ぎて、曲作りました😇こちらです!2個貼ってるけど同じ曲。

www.nicovideo.jp

youtu.be

 

我ながらとんでもないアホですわ、と思うものの、まーーーーー作っちゃったもんはショウガナイ!

大体は過去のブログに書いた内容を割とそのまんま歌詞にしている感じなんです。

 

17歳で、パパの犯罪により平和な生活も兄弟も親も夢もいきなり全部失って、

失意と敵意の中でナルホドくんと対決し、敗訴したり、狙撃されたりとボロボロになりながら

2の最後には仲間と真実を見つけ、ミツルギ検事とも分かりあうことができて…。

そこから3の探偵パートでは仲間のために、という生き方を覚えたメイちゃん最高!

 

そんな曲です。ざっくり言えば。うん、大体、そんな感じ。

 

 

自分で曲作ってて嬉しいのは、100%歌詞の内容に共感できること!

まあ、そりゃ自分で作ってるんで当然なんですけど、ここまで共感できる曲は他にない。

 

あと、アップロードした後に「なんでこんな曲作れたんだろう?!」と自分で自分に驚く

ことが多くて、それも何気に気に入ってます。

 

そして、以上より、私は自分の作った曲、聴きまくるタイプです(笑)

カウンターの9割以上を自分で回している自信ありますね。

 

あー恥ずかし!

 

さてさて、ポケモンDLCも出ましたし、王泥喜セレクションも発売が近づいているということで楽しみの絶えない年末年始となりそうです!

 

気忙しい師走だって、楽しい妄想はまだまだ続く!!!

逆転裁判と逆転検事。

さてさて、逆転裁判についてばっかり(でもないけど)書いてるこのブログですが、今日も似たようなもの、ことを書いていきます!

 

個人的な妄想垂れ流しブログであり、自分で後で読み返してニヤニヤしたりしているのですが、もしご覧になってくださる方がいたらとっても嬉しいです!ありがとうございます!!!

 

と、そんな性質上、逆転裁判シリーズと逆転検事シリーズのネタバレを多大に含みますし、妄想解釈が大量に含まれます。

 

ああ、ダメっぽいな、と思われた方は無理をなさらずページを閉じてください!

 

 

 

 

では、本編!

 

 

 

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私がプレイした逆転裁判シリーズは逆転裁判1234(蘇る逆転と、4)逆転検事1、2、大逆転裁判1、2です。逆転裁判56は、Switchでの発売待ちで未プレイです。

 

で、今のところ、自分でできる範囲でプレイした結果、逆転裁判1234、大逆転裁判1、2と逆転検事12って、何か違うなぁ、でも何が違うんだろう?とずっと思ってたんです。

 

もちろん、制作に巧舟さんが関わっているかどうか、ソレは大きな違いなんですが、そもそも「巧舟さんが関わってるか否かで、何が違うのか?」というのが分からなくて。

 

巧舟さんの台詞回しには独特の面白さがあるし、とてもテンポが良い。間違いなくワールドを作るのに欠かせない要素ではあると思うんです。

 

でも、もっと根本的で世界観大きな違いがある気がして、暇なときにはぼんやり考えていたのですが。

 

 

今日突然、ぽやっと

 

 

逆転裁判1234、大逆転裁判12、この全てに共通するキーワードって

 

 

憎らしい、けど、愛してる。

 

 

何じゃないかなぁと思い立った訳です。

 

 

いきなり?????って感じなんですが。

そもそも「ロジック」が「ムジュン」していますし。(いや、破綻か…)

 

ここで言う「愛してる」は、恋愛的な「愛してる」と言うよりも、人間として「信頼している」とか「尊敬している」とか、そんな意味を含むような、人間愛的なニュアンスで考えています。

 

逆転裁判1では、狩魔豪検事とミツルギ検事の二人は「憎らしい、けど、愛してる」に当たる様な関係だと思うのです。

 

狩魔豪検事は父親を殺した真犯人であり、自分に冤罪をふっかけて来た張本人。

でも、それと同時に「検事として」立派に育て上げた育ての親みたいな存在でもある。ミツルギ検事にとって狩魔豪は、憎いのに憎みきれない存在なんじゃないかなと思うのです。いっそ憎めたらどれほど楽だろうか、と考える様な存在かな、と。

 

 

逆転裁判2では、ナルホドくんとミツルギ検事が初っ端から「検事、御剣怜侍は死を選ぶ」でこのような感じに陥ります。まあ、結果、仲直り(って言って良いのか最終法廷)するのですが、「憎らしい、けど、愛してる」そのものみたいな形です。

 

また、ミツルギ検事とメイちゃん、特にメイちゃんからミツルギ検事に対して「憎らしい、けど、愛してる」という関係に見えます。一番弱みを見せたくないのに一番本心を見せられる相手、それがメイちゃんにとってのミツルギ検事なのでしょう。

 

逆転裁判3では、ゴドー検事とナルホド君の間で「憎らしい、けど、愛してる」みたいな感情がある気がします。ゴドー検事は千尋さんを守り切れなかったことを悔いて、その矛先をナルホド君に向けています。つまり憎んでいる、筈なんですが、一方でナルホド君は千尋さんの一番弟子で、忘形見。「憎らしい、けど、愛してる」もとい、憎らしいのに心底憎む事は出来ない感情を抱えながら最終法廷に立ったのでしょうか。(完全妄想ですが)

 

ちなみ、あやめとナルホド君の間でも「憎らしい、けど、愛してる」が発生しているように思いますが、ここは最終的に2人に分裂しちゃってちょっとややこしいので、深く追求しないことにしようと思います!

 

逆転裁判4はもう…。「憎らしい、けど、愛してる」がメインテーマなんですか?っていうくらい色んな所に転がっています。いや、本当にそうなのかも?

 

みぬきちゃんとナルホド君は捏造の証拠品を渡した人とそれで堕ちた人と言う関係。

ナルホド君はオドロキくんにとって最初の法廷で職場を奪い、師匠を破滅させ(まあ、牙龍先生が悪いんですけど)捏造証拠品を提出させた人。

牙龍霧人は響也にとって尊敬すべき先輩であり最愛の兄だったけれど、霧人は響也を軽々と裏切っていった。

 

そして、牙龍霧人はナルホド君を陥れながらも弁護士バッヂ剥奪にNOを投じたり「親友」をやってみたり。

 

全員、愛してるんだか憎んでるんだか分からない様な関係性を孕んだまま、物語が展開していくのです。まさに、もう全体が「憎らしい、けど、愛してる」です。

 

 

大逆転裁判12では、バンジークス検事にとって「日本人」が明確に「憎らしい、けど愛してる」人として登場します。最終的には、ここにナルホド君(先祖)が収まったりする訳ですが。

また、バンジークスにとってのクリムトも「憎らしい、けど、愛してる」の範疇に入るかもしれません。最愛の兄、正義のヒーローと思っていたのに実は…。が分かった時、どういう感情を持ったのでしょうか。

 

 

さて、長々書いちゃったんですが。何かって言いますと。

 

巧舟さんって、一人の人間が相手に対して複数の感情、時には真逆の感情を持ちながら、日々を過ごしている様子を表現していくのがものすごく上手いし、そういう描写が多いな、と。

そして、そこが私にとって逆転裁判シリーズ最大の魅力なんだろうな、と分かって来ました。

 

 

 

逆転検事シリーズにはそういった描写が割りに少なく、その分ストレートなカッコ良さ、明確で規模の大きいストーリーに重点を置いている感じがありました。

感情に焦点を当てた描写が比較的少ないからか、一柳くんの割り切りが早くてびっくりしました…。立ち直り早い…。

ミツルギ検事のロジックチェスも素敵だけど、個人的には是非、近しい立場のメイちゃんと分かりあってほしかったです。完全なる希望!です…。

 

 

さぁぁて、未プレイの56は、どちらのタイプの作品になるのでしょうか?

今からワクワクしてしまいますが、とりあえず目下、ポケモンDLCクリアを目指します!!

 

夜更かしは体に良くないけど、秋の夜長の妄想はまだまだ続く!!

こたけ正義感さんの逆転裁判解説??が面白い。

何気に連休とやらに入っております私ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

このしょうもないブログ、もし見てくださる奇特な方がいらっしゃったら、本当にありがとうございます!!!!!

暑い、とは言えまあまあ暑さも和らいできたのでエアコンない部屋からでも快適にブログが書けます!

8月に書いてた時は、ほぼ修行僧みたいな心持ちでしたね…。

 

さて本題。

 

こたけ正義感さんの逆転裁判の解説動画(って言っていいのかどうかわからないけど)が、めっちゃ面白い!!!!!

実は、本編の方の実況動画は見てないんですよね。自分でプレイしちゃってるのもあって、見てはないんです。

 

でも、コチラは「私がめっちゃ気になってたこと」とかを色々解説してくれていてめちゃくちゃ面白いです!全てネタバレ前提なので、(そもそも真犯人を弁護なので、真犯人と事件概要がバレてることが前提です)プレイしてから、またはこたけ正義感さんの実況を見るなどしてから是非見てほしいです!

 

弁護士の仕事の99.9%は真犯人の弁護、その通り過ぎる!

 

youtu.be

 

そもそも逆転裁判って序審法廷で制度自体が何かスゴイし(語彙力!!!)、法律は日本の法律とはかけ離れていてめちゃくちゃだったりするんですが(法廷侮辱罪とか証拠法とかイロイロ)、ソレはそうとしてちゃんと「自分が弁護するなら」で、素人の私に分かるところまで解説してくれてる所が最高に良いです!

 

秋の夜長に、是非是非皆さんコチラもご覧になってはいかがでしょうか!

 

虫の声を聞きながら、妄想はまだまだ続く!!!

曲紹介やってみたかったのさ。その1

「何の役にも立たない」を地でいくこのブログ、本当に訪問して下さった方ありがとうございます!

そして、スンマセン、本当に役に立たなくて…。

 

今回は全く逆転裁判から離れまして、曲の歌詞の解説をしていきます!

 

が、何ってここで出そうとしている曲っていうのがね、私が作った曲なんですよ…。しかも、年単位で前に作った曲…。

 

なんで、本当に役に立たないんです。何の知識にもならないし、まあ、誰も知らない曲なんで、役に立つ場面が本当にないんです。

 

んが、「この曲って実は、こういう意味で作ったんだよ!!!!」って、言いたいじゃないですか、ホラ、作ったもんとしては。

 

そんな訳で、いつも通り自分が後で見て「そーそー!そうなんだよ!」ってニヤける為のブログです。スンマセン、もう動機が不純で…。先に謝っておきます…。

 

そんな訳で役に立たない記事だな、と思っても尚見たいと思ってくださる奇特な方がいらっしゃいましたらこの先お進みください!!!

 

 

 

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その曲というのがコレ!「エンカウント!!」という曲です。

 

お恥ずかしながら、作詞作曲歌編曲ミックス他、全部私っていう自己満足の塊みたいな曲です。ミックスの書き出し2回やらないといけないって当時は知らなくて、音小さいんですよね。

 

youtu.be

 

で「エンカウント!!」ってタイトルであれ?と思う方もいるかも知れないんですけど、これ、ポケモンの歌なんです。しかも、ミロカロス。私の嫁ポケ。

 

ミロカロスをめちゃくちゃ捕まえたくて、毎日「今日は霧なのか?!」とフィールドをひたすら巡回し、やっと1匹ゲット!した日から、私の永遠の嫁ポケ、ミロカロス

 

その後、水ポケ大量発生のマックスレイドでついに運命の出会い!「かちき女子ミロカロス」をゲットしまして、それ以降、SV買うまでずっと一緒に戦い続けた戦友です。DLCで出るのもあり、もうSVに連れて来れるのかな?また一緒に冒険したい。そんなミロカロスに向けて作った曲なのです、ハイ。その通り、アホっぽいです…。

 

 

もう、ミロカロス好きすぎて、その気持ちだけで構成されている曲ではあるんですけど、個人的にはちょいちょいポケモンの言葉を入れて歌詞を作ったのが気に入っています。

あめ、自転車、リボン、しんゆう、いのちのしずく、おいかぜ ふぶき 等、後で自分で見てよくこんだけ入れたなぁ、と感心しました。自分に…。

 

雨の日に巣穴から引っ張り出してきたミロカロスが気がついたらしんゆうになっていたし、「いのちのしずく」を入れていた時期もあったので、ほぼ全てが実体験に基づいています。

 

あと、歌詞の中には「おいかぜに抜かれてもまだまだ出来ることあるはず」って書いてるんですが、実際、私のパーティは初手追い風にはめっぽう弱くて、自分でも情けなくなる勢いでした。

「離さないで 逃さないで 諦めないで」って、つまりはふぶき当てろ!ってことです。命中率低い技を使う時、毎回「当てて〜!!」って祈ってました。

 

でもやっぱり

 

「輝いた瞬間君と僕の間にある 一瞬の感情は きっと本当の奇跡 手を取り合うことは 叶わないとしても 世界線を超えて 僕らいつも ひとつ」

 

ってポケモントレーナーみんなが一度は感じたことのある思いじゃないかな、と私は思います。

ポケモンバトルの楽しさは色々あるけど、私はポケモンと一緒に戦うこと自体が本当に楽しくて。そんな気持ちが溢れかえったら曲ができました。なんでやねん。

 

余談ですが、当時ミロカロスをどうしてもアタッカーにしたくて、じゃくてんほけんを持たせてぼうぎょ・とくぼうに振って初手ダイマックスさせて、レジエレキのボルチェン受けに行ってました。ほとんど刺さらない戦術でしたが、ハマった時は嬉しかった…。当時ガオガエンのいかくも多かったので、ハマったらスゴイ能力上がるんですよね、ハマればですが…。

 

とまあ、とにかく「ポケモンが好きだ!」という気持ちだけを盛り込んだ曲を紹介したのですが、その理由はもちろん!!!

 

ポケモンSVのDLCが発売になりますよね!!!

 

既に我が家はDL済みで、公開日を待つだけです!!!さて、今度はどんな冒険が、どんなポケモンが世界中のポケモントレーナーを待っているのでしょうかね!

 

今年はポケモンDLC逆裁に、とっても忙しくなりそうです!

 

その前に、仕事と家のこと!!!ですね、ハイ!

 

秋の夜長も妄想はまだまだ続く!!!

「ゴドーを待ちながら」について無駄な大妄想大会。

いつも逆転裁判についてばっかり書いているこのしょーもないブログを読んで頂き、本当にありがとうございます!!!

 

今回は、若干逆転裁判から外れて「ゴドーを待ちながら」と言う戯曲について書いていきたいと思います。

 

なんでこの本についていきなりこのブログで語るかっていうと…。分かりますよね?!恐らく、ではあるのですが逆転裁判3の「ゴドー検事」の名前の由来?だからです!

(いや、この先このブログで逆転裁判と全く関係ないこと書くつもりはかなりあるんですけど…。)

 

ゴドー検事の名前の由来が分からず、吾童川も含め「ゴドーって何だろう?」と調べたのがきっかけでこの戯曲を知りまして。あ、読んでみようかなと実に10年以上ぶりであろう紙の書籍での読書と相なった訳です。

タクシューさんって確か、大学でそういう勉強してた人だったわ、なんて思いましたっけ。

 

んで、読んでみたらこれまた、面白いの!!!!!物凄く!!!!!

 

戯曲っぽいものなんてミヒャエル・エンデの「果てしない物語」しか読んだことなかった私。ええ、何これ面白い!と、またいつもの周回癖を発揮しソッコー3周したわたしです。

そもそも戯曲なので、読書としてはかなり短い時間で読み切ることができるのも、読書リハビリ勢のわたしには合っていたのかもしれません。

 

 

 

と、いう訳で、この謎多き「ゴドーを待ちながら」の勝手な解釈を今日は垂れ流していきたいと思っています!

多分、ストーリーを知ってるだけではこの後の話は意味がわからないと思うので、もし万が一、こんなブログで興味を持ってしまったという奇特な方がいらっしゃったら是非!本をお手に取ることをオススメします!!!

 

 

ではでは、本編。あ、ここからは、タグに記載のあることに抵抗ない方だけお進みください!

 

 

 

 

ゴドーを待ちながら」は、アイルランドの劇作家、小説家のサミュエル・ベケット氏が書いた不条理演劇の名作であり、彼の代表作でもある作品です。

 

登場人物は5人。

 

ウラジミールとエストラゴンは浮浪者のおっちゃん。どういう縁かは計り知れないけれどどうやら二人は長い時間を共有している仲。ウラジミールの方が頭が良さそう。

 

ポッツォは(多分)金持ちの老年男性。そして彼に長い間仕えている従者(のようなもの)がラッキー。もう彼らは50年ほども一緒にいる様子。

 

使者の少年。ゴドーの下に仕えている。彼には兄がいて一緒にゴドーに仕えているが、兄の方が何かとゴドーに辛く当たられている様子。

 

それを踏まえてのストーリーがコチラ。

 

ウラジミールとエストラゴンがひたすら「ゴドー」を待っています。待っている間にポッツォとラッキーが通り掛かってお喋りや色々な暇つぶしをし、別れます。そして夜になったところで使者の少年がウラジミールとエストラゴンのもとに現れ「ゴドーは今日は来ない、明日来る」と伝えます。

 

翌日も、ウラジミールとエストラゴンは「ゴドー」を待ちます。そこに昨日と同じくポッツォとラッキーが通りがかります。でも、ポッツォは盲目になっており、ラッキーは喋ることができなくなっています。それでも昨日と同じように通りがかり、お喋りや色々な暇つぶしをし、別れます。そして昨日と同じく使者の少年が現れ「ゴドーは今日は来ない、明日来る」と伝えて幕を閉じます。

 

同じ様な一日が、設定を変えて2回繰り返されているお話です。

 

ちょこちょことネットを見た限りでは、やっぱり「ゴドー」とは何者か?というのが結構色々議論されている様です。

一番有力な解釈は「ゴドー」は「GOD」で、神を待っている、というものでした。わたしにはあまりわからないのですがキリスト教的な解釈っていうのが多かったかな?と思います。

 

 

 

でも、これを読んだ私の解釈としては「2人の男性の人間関係」じゃないかなぁ、と思うのです。

 

 

 

えっと、言いにくいですが、BL(船荷証券ではなく、ボーイズラブ)的な。

 

 

 

サミュエル・ベケット氏はアイルランド人です。今でこそ、同性婚が世界で最初に認められた国となったアイルランドですが、1993年まで、同性愛が犯罪として扱われていました。この戯曲が生まれたのは勿論、同性愛が犯罪だった時代です。

 

 

あらすじの通り、ウラジミールとエストラゴンはもう数十年、一緒にいる仲で、お互い何やら支え合って生きているようです。パッと見、ウラジミールがエストラゴンを助けっぱなしな様にも見えるのですが、ウラジミールがエストラゴンに執着している描写がそこココとあり、とにかく二人には深い絆の様なものがあるのです。

 

一方で、ポッツォとラッキーは50年一緒にいる従者と主人であり、これまた長い仲です。でも、ポッツォは、今から使い物にならなくなったラッキーを市場に売りに行く途中だ、とウラジミールとエストラゴンに話します。

 

使者の少年は、兄と一緒にゴドーの下で暮らしている様です。でも、この兄弟、仲が良さそうな雰囲気はありません。兄はゴドーに辛く当たられ、恐らく弟はそれを傍観しているのではないかなと思うのです。

 

こうして、登場人物をペアにして整理してみると、ポッツォとラッキーは「契約による主従関係」が成り立っており、使者の少年は「兄弟」という揺るぎない関係が成り立っています。

そのいずれもが破綻してもおかしくないくらい冷えた関係だというのに、その関係にはきちんと名前がついています。

 

 

一方、ウラジミールとエストラゴンの間には、深い絆の様なものがあるにも関わらずその関係は何の名前もない。死ぬ気がないような自殺ごっこに興じる場面があるのですが「どちらか一人が残されてしまう」という理由であっさり止めてしまう程「2人でいる」ことを熱望しているのに、その関係には名前がつかないのです。

いや、この2人の関係に名前をつけてしまうとそれは強烈な禁忌、犯罪となってしまうから付けることが出来ないのかも知れません。

 

この確かな、でもぼんやりとした2人の関係は「同じ場所でゴドーを待つ」という行動をすることで、また明日も続けることが出来る。小説なので何とも言えないけれど、ずっと同じことを繰り返して、この2人は長い日々を積み重ねて来たのではないかと思うのです。

 

 

ゴドーが神だろうが何だろうが中身は関係ない。ただ「来ないもの」であればいい。

そうすれば、きっと2人は明日も「深い絆の様なものがあるのに名前のない関係」を続けることができる。

そう信じて2人はずっと「ゴドーを待つ」をしていたんじゃないかな、というのがわたしのこの本を読んだ解釈です。そう、本当にゴドーが現れるのを待っていたのではなく。

 

 

ゴドーが何かということではなく、この2人の名前がつけられない人間関係を、関係性に名前のつく2人を交えながら淡々と切り取って提示している様に感じられたのです。

 

 

当時、同性愛は犯罪だった時代。どうしても離れがたい2人がたまたま男性同士だった。その事実だけを切り取って「さあ」と目の前に提示して「後はお好きに」と去っていく。

 

 

残されたわたし達が目の前に提示された事実を手にして何を思うのも咎めない、そんな作品の様に感じられるのです。

 

 

実際は…。どうなんでしょうね!それこそ、何を伝えたかったかは、ゴドーのみぞ知るってところでしょうかね!

 

 

夏休みも終わっちゃうけど、妄想はまだまだ続く!!

遅ればせながら王泥喜セレクション出るよ!と、大逆転裁判雑記。

いやはや、めちゃくちゃ暑いのに何故か夜には鈴虫だかコオロギだか分かんないですけど秋の虫の鳴き声がします。

何って、エアコンがない部屋はアチィ。。。

エアコンあるリビングは娘の城ダゼ❤️(只今夏休みの宿題追い込み中)

 

 

きっと誰も見ていないであろうブログ、久々書きます!何か長期連休にだけ出没する人になってる気がしますが、気にしない気にしない。

 

さてさて、シバラーーーーく間が空いている間にビッグニュースありましたね!!

逆転裁判456 王泥喜セレクション」発売決定!!!!!!!!

 

発売決定が決まったカプコンショーケース見て「ウオォォォォ!」とイキリ立ちまして。

その日の夜、「今晩はパーティーだ!!!!」とオードブルを買って帰って家族をビビらせた位には興奮いたしました。いや、いいタイミングでハマったなぁ、わたし。

 

そんな様子を見て、主人が「王泥喜セレクションが出ると君が言ったから 6月13日はオドロキ記念日」と、完全にサラダ記念日をパクった短歌を披露した挙句「無駄に知性を発揮してしまった…」と凹んだ、そんな一日でした。

 

こんだけ書けるくらい、2ヶ月以上前のこと覚えてるんだから、本当に嬉しかったんだなぁ、私。と今実感しています。

 

 

 

 

そして個人的にもう一つ!大逆転裁判1&2も、つい先日クリアしました!!!!

 

 

おーおーおー!!!!そうなっちゃうの?そうなの??!え、そうなの??!

 

みたいな展開で、すっごい楽しかったです!

 

何と言うか、正直、割と初っ端からラスボス分かるんですよね。ああ、この人なんだろうな、ラスボスは。という空気感がスゴい漂ってるんですが、そこに辿り着くまでの道筋でアンナコトやコンナコト、次々に明らかになっていく…と言うのが、もうたまらなく楽しかったです。正直、ゲームって言うより「動画付き長編小説」に近かったかも。いろんな操作も「ページを捲る」ためにやっている感じもありました。

 

個人的に、サイバンチョの開廷の挨拶が好きすぎて、無駄に日常生活で「完全なる立証の準備は出来ているか」って使ってたんですが、それがまさか…って言うのがすごいツボでした。そして、暴れん坊の鋼鉄のカカトで見事に バンジークス検事好き!ってなったわたしです。

 

 

それにしてもご先祖のナルホドくんは優秀過ぎるくらい優秀でして…。

 

現代のナルホドくんは割と「わかってないけど突き付ける!」みたいな事を言ってたりもしたんですが、明治のナルホドくんはスサトさんのフォローがあるとは言え、全部わかって言っている設定なんです。

 

なので、プレイヤーのわたし、見事置いて行かれる…。

 

「微かな違和感を感じる…」と言うナルホドくんに何度「え、なんの違和感もございませんでしたが?!」とツッコんだか。突きつけた証拠が意外と当たってて「え?!これのどこがでしょうか?!」と言うのも何度あっただろうか…。

 

うん、わたしの頭が悪いだけだったよ…。

 

 

とはいえ、本当にめちゃくちゃ楽しかった!!!まだおまけ映像見てないんですが、子供の夏休みの宿題が終わり次第見ていきたいと思います!!

 

 

これから季節は秋ですね!秋の夜長に逆転裁判シリーズ、いかがでしょうか?

うきたとしては完全なる立証のもと「異議なし!」です!

 

 

 

夏休みは終わっちゃうけど、長い長い妄想はまだまだ続く!!

3人の天才-3- (メイちゃん)

今回は、逆転裁判123のお話!になりますが、本当に何でもありになりそうですので、逆転裁判ファンの方は合わない表記や表現が出てくる可能性が高いです。

 

 

 

どうか無理をなさらず、この前提がダメな方は戻ってください!本当に、ですよ!

 

 

 

 

ちなみに、メイちゃんを説明するにあたり、DL6号事件に関してかなりのネタバレがありますので、本当に今からプレイしよう!という方はご覧にならないことをお勧めします!

 

ちなみに、ミツルギ検事とメイちゃんの間柄、ミツルギ検事を「兄」メイちゃんを「妹」とします。異議あり!な方もいると思うのですが、表記は統一した方が便利なのでそこはお許しください。ダメな方は戻ってくださいね!

 

 

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妄想垂れ流し、ついにメイちゃんまで来ました!お付き合いくださった方いらっしゃいましたらありがとうございます!既に昨日書いた2件、朝から自分で読んでニヤけてます。大分変な奴だな、私。

 

 

さて、今回はメイちゃんです!私、メイちゃん大好きなんです。本当に、大好き。表記がカタカナで申し訳ないのですが、脳内の呼び名そのままに書いちゃいたいと思います!

 

 

さて、メイちゃんを説明する上では必ずDL6号事件について書いておかないと訳がわからなくなります。ということで、1個前でも説明したんですが、改めておさらいです。

 

 

ちなみに、子供の頃のミツルギ検事を、見分けるために「ミッちゃん」と呼んでおきます。子供の時はまだ検事じゃないもんね。

 

 

DL6号とはミッちゃんのお父さん信さんが地震で止まった法廷内のエレベーターで、15年前法廷の見学に来ていたミッちゃんの目の前で銃殺された事件です。

真犯人は狩魔豪検事で、DL6号事件後ミッちゃんを引き取り(多分、そうなんだと思う)検事になるための教育を施し一人前の検事に育て上げた人物です。

 

 

その、父親殺しの真犯人であり育ての親、狩魔豪の愛娘が狩魔冥、メイちゃんです。ミツルギ検事とは兄妹同然に育ってきているので、プライベートではレイジ、メイと呼び合ったりしている様です。

 

 

メイちゃんは13歳で検事になった超絶天才という設定です。えぇ、もうびっくり通り越したぶっ飛び設定です。ツッコんではいけません。「そーいうもん」です。

逆転裁判4で法の暗黒時代ってありますけど、法曹界で児童労働が横行している時点で既に超暗黒じゃないですか。というツッコミが喉元まで上がってきます…。)

 

 

 

DL6号事件を含む「逆転、そしてサヨナラ」はミツルギ検事が過去から解放されるストーリーとしての側面がありますが、メイちゃんにとってはDL6号事件の裁判は地獄の始まり、と言っても過言ではないものです。

 

 

 

自分が尊敬していた父は自分が慕っていた兄の実の父を殺害した。しかも彼の目の前で。

検事として憧れ、追いかけてきた父の背中は、捏造にまみれた偽りのものだった。

事件をきっかけに、ずっと慕って来た兄は目の前から姿を消した。

 

 

 

メイちゃんを支えてきた色んなものを、一気にぶち壊したのがDL6号事件の裁判でした。

 

 

ストーリー上は逆転裁判1時点ではメイちゃんは出てきませんが、2から逆算すると当時メイちゃんは17歳。親兄弟も、検事としての目標も全てを失った「犯罪者の娘」でありながら、犯罪者を裁く「検事」という立場での職務をたった一人で全うする。勿論、周りの目はスゴイものがあったでしょう。

 

…想像しただけで辛い状況だぞ…。

 

 

周りを敵に囲まれながらもそれらを蹴散らして、精一杯強がって生きて来た彼女の生き様は、なんとも言えない哀しさがあるように思います。

(とはいえ、逆転検事の13歳の時も相当エェ性格しているので、生まれつきこんな性格という可能性は500%くらいあるんですけど。)

 

 

 

そして、そんな強い彼女の本当の自己認識は…。そう、「さらば、逆転」のエンディングで語られています。

 

 

 

「父は確かに天才だったわ!…でも私はそうじゃない。そんなことは知っていた…」

「私は天才でなければならなかったのよ…」

 

 

 

 

メイちゃんは、自分は「天才」と称される人たちより優秀ではないと知っていたのに、周囲からずっと「天才」と呼ばれ、そうあり続けるために人知れず凄い努力を積み重ねてきた人なんでしょう。どんな状況でも自分の足で立ち、前を向いて闘って。

 

しかしその全ては「天才だから当たり前」で、報われるどころか時として妬みの対象となるもの。

 

自分で「天才」と自称している彼女ですが、本当のところ天才と呼ばれることから逃げ出したかった。でも彼女はまだ「天才」としての生き方しか知らなかったから、敢えて自分で自分を「天才」と呼び続けて逃げ出さないように枷をかけて、一人で戦い続けるしかなかったんじゃないかな、と思うのです。

 

 

 

 

 

なるほど!ムチでしばきまくるのも納得がいきますね。

…いや、流石に納得できませんけど…。

 

 

 

でも、まぁ、そんな所なのかなと勝手に妄想しています。一人で周りを制圧するくらい強くあらなければならなくて、その方法の一つがあのムチだったのかな、なんて。

とは言え、くらっちゃう方は本当に災難ですな…。ノコちゃん…。

 

 

 

そんなメイちゃんは、逆転裁判2でナルホドくんと対決します。ナルホドくん、前に書いたんですが、メイちゃんと真逆なんですよね。私の勝手なイメージですが。

「自分は天才である」っていうことを心の底から信じて生きている、自己肯定感最強の男です。

 

 

メイちゃん、ナルホドくんを見て、心からの敗北感を味わったんじゃないかなと勝手に思っています。弁護士として、検事としてではなく、人間として清々しいまでに「ボクは天才だ」と信じて生きている彼を見て「私は、こうはなれない」ということを見せつけられたんじゃないかなと。

 

 

でも、圧倒的な天才で本当に強い相手だから、信じられる。

 

 

 

だからこそ、逆転裁判2の最終話「さらば、逆転」でメイちゃんはナルホドくん、ミツルギ検事に最後の審理で怪我を圧して証拠品を届けたのではないでしょうか。彼等なら、きっと真実に辿り着けると信じて。

 

そしてそこで、メイちゃんは人生で初めて「天才として」以外の生き方、信頼できる人物を全力でサポートするという生き方が存在することを知った、ということなのではないかと思うのです。

 

 

ミツルギ検事がエンディングで「キミは今日、私に追いついたのだ」と言っているのも「狩魔はカンペキを持って良しとする」という絶対的な勝利のみを追い求める姿勢から真実を求める検事として成長した、という事だけではなく、新しい生き方を知ったことでナルホドくん、ミツルギ検事はじめ様々な人の隣に並び、手を取り合って生きて行ける人間になった、という意味も含まれているのではないかと思います。

 

 

 

逆転裁判3最終話「華麗なる逆転」でのメイちゃんは、更に父親の死を乗り越えた後です。

 

 

 

 

そんな中でも相変わらずナルホドくんにむき出しの敵意を示して「カワイイな」と言われてみたり、ミツルギ検事と同じように天然なところを見せてみたりするんですが(両方、超萌えポイントですよね!)探偵パートでは体調が悪すぎる(顔色がビリジアンて。)ナルホドくんをリードし、地震で怯えてしまったミツルギ検事を叱咤激励し、彼等をしっかりと支えています。

 

あのパート、メイちゃんいなかったら捜査できていないレベルの活躍です。

 

それにも関わらず、最後は検事席を固執する事なくゴドーへ譲り「自分のすべきこと」として、徹夜でのからくり錠開錠を行う選択をします。

 

 

 

 

「華麗なる逆転」でのメイちゃんは、人から求められるままに「天才」として生きていくことをやめ、信頼できる仲間と共に生きる、と言う方向に自分の人生を切り拓いた姿が描かれている様に感じて、私は本当に大好きです。

 

 

 

 

ナルホドくんは、ずっと自分が天才だと知って生きてきた人。

ミツルギ検事は、自分を天才だと信じられる様になった人。

メイちゃんは、人から押し付けられた天才を捨て、自分の足で人生を切り拓いた人。

 

 

3人の天才は、きっとこんな感じなんじゃないかなと思います。

 

 

でもね、メイちゃんは、やっぱり天才。努力できる才能もまた、天からの授かり物だったりしますから。13歳で検事は伊達じゃない!

 

 

 

 

 

 

長々とお付き合いありがとうございました!私の3人に対する気持ちを吐き出せてもうね、満足です!!そんで、メイちゃんに対する文章、長っっ!!!!

 

 

 

 

 

余談ですが

 

個人的にはメイちゃんの感じる生きづらさみたいなものは500倍位に希釈したら結構その辺に転がっていて、自分でも感じることがあるものだったりするような気がします。だからこそ、共感できるし、メイちゃん回にはつい熱くなっちゃいました。

 

合わない評価にあぷあぷしたり、誰も頼れない状況に立ち尽くしたり、周りは敵ばかりで強がるしかなかったり。それなりに生きていれば何度か経験するピンチを挽回する時、彼女の姿をまた思い出して自分に喝を入れていきたいですね!

 

 

 

いや、そんなピンチ、この先一回も来ないで欲しいのが、本音です…。

 

 

 

今回のは本気で超絶恥ずかしい!けど書きたいものがある限り、妄想はまだまだ続く!

 

 

 

逆転裁判で書きたいこと、とりあえずひと段落したので、この先どうしよっかなぁ。

多分、すぐ書きたいこと出てきますけどね!とりあえずSwitchで456出してください!