うきたさんのあれこれ

今は逆転裁判についていっぱい書いてます。

逆転裁判と逆転検事。

さてさて、逆転裁判についてばっかり(でもないけど)書いてるこのブログですが、今日も似たようなもの、ことを書いていきます!

 

個人的な妄想垂れ流しブログであり、自分で後で読み返してニヤニヤしたりしているのですが、もしご覧になってくださる方がいたらとっても嬉しいです!ありがとうございます!!!

 

と、そんな性質上、逆転裁判シリーズと逆転検事シリーズのネタバレを多大に含みますし、妄想解釈が大量に含まれます。

 

ああ、ダメっぽいな、と思われた方は無理をなさらずページを閉じてください!

 

 

 

 

では、本編!

 

 

 

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私がプレイした逆転裁判シリーズは逆転裁判1234(蘇る逆転と、4)逆転検事1、2、大逆転裁判1、2です。逆転裁判56は、Switchでの発売待ちで未プレイです。

 

で、今のところ、自分でできる範囲でプレイした結果、逆転裁判1234、大逆転裁判1、2と逆転検事12って、何か違うなぁ、でも何が違うんだろう?とずっと思ってたんです。

 

もちろん、制作に巧舟さんが関わっているかどうか、ソレは大きな違いなんですが、そもそも「巧舟さんが関わってるか否かで、何が違うのか?」というのが分からなくて。

 

巧舟さんの台詞回しには独特の面白さがあるし、とてもテンポが良い。間違いなくワールドを作るのに欠かせない要素ではあると思うんです。

 

でも、もっと根本的で世界観大きな違いがある気がして、暇なときにはぼんやり考えていたのですが。

 

 

今日突然、ぽやっと

 

 

逆転裁判1234、大逆転裁判12、この全てに共通するキーワードって

 

 

憎らしい、けど、愛してる。

 

 

何じゃないかなぁと思い立った訳です。

 

 

いきなり?????って感じなんですが。

そもそも「ロジック」が「ムジュン」していますし。(いや、破綻か…)

 

ここで言う「愛してる」は、恋愛的な「愛してる」と言うよりも、人間として「信頼している」とか「尊敬している」とか、そんな意味を含むような、人間愛的なニュアンスで考えています。

 

逆転裁判1では、狩魔豪検事とミツルギ検事の二人は「憎らしい、けど、愛してる」に当たる様な関係だと思うのです。

 

狩魔豪検事は父親を殺した真犯人であり、自分に冤罪をふっかけて来た張本人。

でも、それと同時に「検事として」立派に育て上げた育ての親みたいな存在でもある。ミツルギ検事にとって狩魔豪は、憎いのに憎みきれない存在なんじゃないかなと思うのです。いっそ憎めたらどれほど楽だろうか、と考える様な存在かな、と。

 

 

逆転裁判2では、ナルホドくんとミツルギ検事が初っ端から「検事、御剣怜侍は死を選ぶ」でこのような感じに陥ります。まあ、結果、仲直り(って言って良いのか最終法廷)するのですが、「憎らしい、けど、愛してる」そのものみたいな形です。

 

また、ミツルギ検事とメイちゃん、特にメイちゃんからミツルギ検事に対して「憎らしい、けど、愛してる」という関係に見えます。一番弱みを見せたくないのに一番本心を見せられる相手、それがメイちゃんにとってのミツルギ検事なのでしょう。

 

逆転裁判3では、ゴドー検事とナルホド君の間で「憎らしい、けど、愛してる」みたいな感情がある気がします。ゴドー検事は千尋さんを守り切れなかったことを悔いて、その矛先をナルホド君に向けています。つまり憎んでいる、筈なんですが、一方でナルホド君は千尋さんの一番弟子で、忘形見。「憎らしい、けど、愛してる」もとい、憎らしいのに心底憎む事は出来ない感情を抱えながら最終法廷に立ったのでしょうか。(完全妄想ですが)

 

ちなみ、あやめとナルホド君の間でも「憎らしい、けど、愛してる」が発生しているように思いますが、ここは最終的に2人に分裂しちゃってちょっとややこしいので、深く追求しないことにしようと思います!

 

逆転裁判4はもう…。「憎らしい、けど、愛してる」がメインテーマなんですか?っていうくらい色んな所に転がっています。いや、本当にそうなのかも?

 

みぬきちゃんとナルホド君は捏造の証拠品を渡した人とそれで堕ちた人と言う関係。

ナルホド君はオドロキくんにとって最初の法廷で職場を奪い、師匠を破滅させ(まあ、牙龍先生が悪いんですけど)捏造証拠品を提出させた人。

牙龍霧人は響也にとって尊敬すべき先輩であり最愛の兄だったけれど、霧人は響也を軽々と裏切っていった。

 

そして、牙龍霧人はナルホド君を陥れながらも弁護士バッヂ剥奪にNOを投じたり「親友」をやってみたり。

 

全員、愛してるんだか憎んでるんだか分からない様な関係性を孕んだまま、物語が展開していくのです。まさに、もう全体が「憎らしい、けど、愛してる」です。

 

 

大逆転裁判12では、バンジークス検事にとって「日本人」が明確に「憎らしい、けど愛してる」人として登場します。最終的には、ここにナルホド君(先祖)が収まったりする訳ですが。

また、バンジークスにとってのクリムトも「憎らしい、けど、愛してる」の範疇に入るかもしれません。最愛の兄、正義のヒーローと思っていたのに実は…。が分かった時、どういう感情を持ったのでしょうか。

 

 

さて、長々書いちゃったんですが。何かって言いますと。

 

巧舟さんって、一人の人間が相手に対して複数の感情、時には真逆の感情を持ちながら、日々を過ごしている様子を表現していくのがものすごく上手いし、そういう描写が多いな、と。

そして、そこが私にとって逆転裁判シリーズ最大の魅力なんだろうな、と分かって来ました。

 

 

 

逆転検事シリーズにはそういった描写が割りに少なく、その分ストレートなカッコ良さ、明確で規模の大きいストーリーに重点を置いている感じがありました。

感情に焦点を当てた描写が比較的少ないからか、一柳くんの割り切りが早くてびっくりしました…。立ち直り早い…。

ミツルギ検事のロジックチェスも素敵だけど、個人的には是非、近しい立場のメイちゃんと分かりあってほしかったです。完全なる希望!です…。

 

 

さぁぁて、未プレイの56は、どちらのタイプの作品になるのでしょうか?

今からワクワクしてしまいますが、とりあえず目下、ポケモンDLCクリアを目指します!!

 

夜更かしは体に良くないけど、秋の夜長の妄想はまだまだ続く!!